2014年10月15日水曜日

2014年10月15日(水)

3日後は12年ぶりの小学校の同窓会。
今、出席確定人数をお店に伝える電話を終えたところだ。
出席人数は先生1人含めて11人。もうちょっと増やしたかったなぁ。
幹事の力不足…みんなごめんね。
ぼくらの小学校は小さい。
6年間ずっとクラスは1クラス。人数は32人。
6年間まったくおなじ、変わらない顔ぶれで過ごしてきた。
5・6年生の時に担任となったのは、ぼくたちのクラスから教師歴をスタートさせる新米先生だった。
今思えば笑い話なんだけど、小学校高学年の当時、ぼくらのクラスの男女は仲が悪かった。
理由はたった1つ、異性と話すのが恥ずかしかったから。
それを隠そうと仲が悪いふりをしていたら、いつの間にか本当に男女間で対立をして結果として先生を困らせるくらいにまで発展してしまっていた。
加えて32人のクラス構成も男子16人、女子16人ときれいに半分半分。
決まるはずの多数決もぴったり男女で分かれて決まったもんじゃない。
自分の意見を持って!!って何回も怒られた。加えて先生から受ける説教の時間には、ここでは書けないような出来事もいっぱいあった。
その先生が、ぼくらの卒業式では最初から最後まで泣きっぱなしだった。
体育会系で、当時剣道5段の先生が。ハウンドドックのff(フォルティシモ)が十八番の先生が。
みんなびっくりして、ぼくも最後の最後に泣いてしまった。
卒業式の最中は思いっきり我慢してたけど、教室に戻って先生の最後の挨拶を聞いている時に我慢できなくなって大泣きした。
涙もろい僕のスタートはここだったんだと、この手紙を書きながら思い出して確信した。
その先生が、今回出席してくれる。
12年前も出席してもらっていたが、その時は、当時迷惑をかけてごめんなさいと素直に言えなかった。
でも今回は言う。
当時、学級委員長だったから…ではない。この手紙を書いたから。この手紙がきっかけで、当時の事を鮮明に思い出したから。勇気を持って伝えてきます。
笑って許してくれるかなぁ…と考える水曜日。
大泣きしないかなぁ…と考える水曜日。
次の水曜日には、良い報告が出来ますように。



筆名:でんでん  年齢:33  都道府県:熊本

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