2014年11月26日水曜日

2014年11月26日(水)

今日の出来事は朝から日枝中学校で工事。
落雪防止ネットの取付。
屋上に登って少し怖かった。
高所作業用車のゴンドラに乗って、上に移動する途中、
パソコン教室にいる女生徒がそれに気付いた。
すると 近くの男子生徒も気づいて僕に手を振った。
僕も振り返した。
すると その最初に気づいた女生徒も手を振った。
なんだかそれだけのことだけど、それがとても嬉しかった。

もう高山はすっかり秋になり冬の予感すらしてしまう。
寒い冬を意識することは少しだけ悲しいけれど、
冬だって楽しいこともたくさんある。
そんなふうに考えた水曜日の出来事です。



筆名:ノブ  年齢:33  都道府県:岐阜

2014年11月19日水曜日

2014年11月19日(水)

水曜日は特になにもない。
週末までには まだあと2日もある と思う反面、もう半分過ぎてしまったと、変わりばえのしなかった週の走り出しに少し後悔をくり返すくらいで。
しかし、この水曜日はちがった。実家のねこが死んだのだ。18年かっていた“ちゃちゃ”だ。当時もともと家にいた母ねこが3匹の子ねこを産んだ。4匹もかえない我が家は、子ねこをペットショップに引きとってもらうことにした。連れていった店先で「この子はいいです」とかえされたのが ちゃちゃ である。メスのミケねこで、鼻から口の左側にかけて茶色のブチがあり、少し目がすわってみえる。声はダミ声で、確かに子ねこにしては可愛げのない ねこであったかもしれない。本人が知れば まちがいなくコンプレックスになったであろう一件である。
しかし、イケメンでなかったおかげで ウチに残ることとなり、父からまさに ねこっかわいがりされるのだから、人生(猫生というべきか)は分からないものである。
そして最後のとき、定位置の父の足元に寝た ちゃちゃ。夜中に父がトイレに起きると、顔をあげ 短く ニャン となく ちゃちゃが 顔をあげない。違和感があり 父が ちゃちゃをさわると、すでに動かなくなっていた。いつものように自由に過ごし、いつもと変わらず寝床について、そのまま 眠るように 逝ったのだ。理想的な死に方である。外見には恵まれずとも、幸せだっただろうな と思える ちゃちゃの一生であった。
昔を振り返り、別れのさみしさににじむ 水曜日であった。



筆名:クリハラ アヤコフ  年齢:41  都道府県:熊本

2014年11月12日水曜日

2014年11月12日(水)


今日は、運転免許の申請じゃなく更新に行ってきました。
娘は連れていけないので、叔母に子守りをお願いして、約2時間半、久々に1人になりました。
泣いてないかな?お腹すいてないかな?離れていても、胸がワサワサして落ち着きません。
母になって7ヶ月。
妊娠・出産するまでは、好き放題な生活を送っていました。
お酒とタバコが大好きで、いつも仲のいい友人たちとストレスを発散しようと集まっては楽しい時間をすごしていました。
ファッションに興味があり、クローゼットに入りきらない程の服や靴の山。物は増える一方でした。
娘が生まれてからは、今までの生活は何だったかのかと思うぐらい、シンプルな毎日。
派手な衣装には飽きてしまい、無地のTシャツとジーパンがお気に入りの洋服になりました。
でも、シンプルな服だからこそ、自分の個性が引き出される気がしています。
髪型、顔立ち、体格…。初めて目のあたりにした気がします。
話しがそれてしまいましたね。
免許はゴールドです。
基本的に毎日車に乗っています。
秋を連想させるカラーの車です。
どんぐりっぽい形です。
免許をとったのは21の時。
群馬に毎年スノボに行っていたのですが、いつも友人に運転させるのが申し訳なかったのと、チェロキーを乗り回したかったので頑張って教習所に通いました。
働きながらだったので、夜道ばっかり走っていました。
これを読んでいる方は運転はされますか?
ドライブとか、行ったりされますか?
行楽シーズンです。
外に出たくなりますねよ。
私も娘をつれて、ドライブするのが日課です。
明日はどこへ行こうかな。
お互い、交通事故には気をつけましょうね!
少しやつれ気味の顔で写りこんでいる新しい免許証。
早く更新したいなぁ。
今日はありがとうございました。
お元気で!



筆名:カリメロ  年齢:33  都道府県:千葉

2014年11月5日水曜日

2014年11月5日(水)

今日、注文していた本が届きました。
『ひとはなぜ、人の死を看とるのか』という本です。
もう20年くらい前になる祖父の死について、わたしはずっと心に残っています。
そのころ石川県にいたわたしは、祖父の入院の知らせを聞いて列車を乗り継ぎ、故郷の栃木に帰り、さぞ喜んでくれるだろうと思いながら病院へ向かったのです。
ですが、祖父は、わたしをひと目見るなり、「けえれ!!」とつっぱねた…。
予想外のことでしたし、険しいその表情に驚いてしまって…その後自分がどうしたのか今では思い出せないのですが、その時の祖父の心境が理解できず、今でも引きずっているのです。
生前との祖父とはそれきりでしたから…。
「死を看とる」とはほどとおいものでした。
幼いころから祖父は厳格な近よりがたい存在でしたから、弱った姿を孫に見せたくなかったのでしょうか。
「よく来たなぁ」と頭をなでるなどといったことのできない祖父でした。
そして、「おじいちゃん。」と甘えられなかったわたし。
仲良くスキンシップをとっているおじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんを見かけるとほほえましく、うらやましく思います。
実の祖父や祖母(2才で他界)とできなかったことやすごせなかった時間を求めているかどうかはわかりませんが、今、わたしは、ホームホスピスで働いています。

…見ず知らずの”あなた”のいまが穏やかなものでありますように…



筆名:ふみ  年齢:43  都道府県:栃木