2015年4月8日水曜日

2015年4月8日(水)

水曜日の誰かさん  こんにちは  笑顔ですか?

次の水曜日は東日本大震災から満4年になる日ですので「ありがとう」を伝えたいと思い書いています。(悲しい手紙にはしません)
あの日、私と娘は 仙台空港に車を置いて旅行に出ており、身体は無事でしたが、仙台に戻るまで 2週間かかりました。 その間、県外の皆様の想いを直に感じ 本当に ありがたかったです。 戻りたくてもルートがなく、気が変になりそうになる中、 県外の皆様の行動の早さには 涙が出ました。 震災が発生した夜には すぐに募金活動が始まり、様々な方達が緊急車両として 東北に向かってくれました。 その車両を見ながら「ありがとうございます。お願いします。どうぞ お願いします。お願いします」と思ったことを忘れられません。
ライフライン復旧にも 沢山の県外の方々が来てくれました。  空港に置いた車は 震災の数年前に亡くなった父の形見でしたので どうしても見付けたいと思い探しに行きました。 空港近辺は1ヶ月後にも関わらず 言葉にならない状態で、そんな中 自衛隊の方々が ゴムボートで捜索を続けてくれていました。  「誰のことも、誰かの宝物も 押し流していなければよい」と願いながら 探した車に出会えたのは 大分 先でしたが、「きっと 誰かを助けて 舟としての役割を果たしてくれたに違いない」と 思えました。
当時 住んでいたのは山の方なので 空港に行かなければ 直接的に被害にも遭わず まして 当日からの 県外の皆様の心を直に感じることも ありませんでした。今年の3/11が水曜日だったので、これは 私が「ありがとう」と伝える日だと思えました。 来て下さった方々 「ありがとう」 心を寄せてくれた方々「ありがとう」 これを読んでくれた あなた に 「ありがとう」
明日 また あなたが笑顔でいてくれることが 東北の者達の願いです
いつか あなたと どこかで すれ違うかも知れない楽しみを待ちながら
私も 元気に過ごします。(次は何の手紙にしようか、ワクワクしながら過ごします)
もうすぐ春ですヨ。明日もあなたの心が温かい日でありますように・・・・
「ありがとうございました」

筆名:小春日和  年齢:54  都道府県:宮城県

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