2015年8月26日水曜日

2015年8月26日(水)

水曜日の誰かさん。
今日はこれから、大学時代に仲良くなった、当時大学院生だった先輩と電話をします。好きな彼と海外旅行へいってきた、その報告会です。事前にいただいたメールによると、どうやらとても面白いことがあったようで…。どんな話がきけるのか、今からとっても楽しみです。
かたや、別れ話の相談を受けることにもなっているので、(別のカップルですよ!)なんだか、気持ちがあっちこっちしてしまいます。みんな幸せになってくれたらいいんですけれどね。そうも上手くいかないのが恋愛のようです。

そんなわたしは、好きだった彼が仕事で遠くへ行ってしまい、かなりの激務らしく、全然連絡がとれない、という状態です。恋愛ってタイミングなんですね、ほんと。
それでも、「元気かなあ」と思ったり、時々連絡がきてめちゃくちゃ喜んでいる自分に気が付くと、…やっぱり好きなんだなあ、と思っちゃいます。

あ、今、別れ話の相談を受けているカップルの彼氏くんから、メールの返信がきました。どうやら、もう一度相手を信じて、見守ることにしたみたいです。…よかった。でもまって、おとといの夜、2,3時間かけて色々話したよね…?あれ、結局、ただのグチだったの…?
  このやろう。論文書いてんだぞこっちは。

ま、幸せならばそれでいいんですけれどね。(笑)


筆名:ルリ子  年齢:25歳  都道府県:茨城県

2015年8月19日水曜日

2015年8月19日(水)

おはよう。こんにちは。こんばんは。
あなたの水曜日はどの時間ですか? ちなみにこちらは、こんばんは。
今日は7月ですが、どうしても書きたいことがあるので2015年4月1日(水)にさかのぼりたいと思います。
この日は新年度初日。保育士をしている私にとっては一年のスタートで、とても大事な日です。でもね 今年の4月1日はもっともっと特別な日でした。前日の3月31日で両親が定年退職をむかえ この日から新たな人生がスタート。
 私の父は市役所職員、母は、学校教諭でした。友達のお母さんは主婦ばかり。友達親子のような関係がうらやましかった。「お母さんあのね!!」と話したかった時期に一番近くにいたのは保育園の先生や学童の先生。いつしか母との間に微妙な距離ができていました。この距離が縮み始めたのは私が社会人6年目になってから。最初に勤めた保育園を退職すると決めた時です。
 自分が仕事をするようになり 仕事を続ける大変さを知りました。同じ「先生」と呼ばれる立場になりわかるようになった感情も。私が今の職場に勤めてからは「行ってきます」と言う毎日。でも、3月3日にはどうしても言いたかった言葉が。

              「行ってらっしゃい」

結局この日も家を出たのは私が先だしなんだか恥ずかしくて言えなかったけど...
通勤途中満開に咲いた早咲きの桜の写真とともに「行ってらっしゃい」をメールで送りました。同じ先生だからわかる母の気持ち。年度末の清々しい気持ちと実はそれを上回る寂しい気持ち。
この日を思うと何日も前から泣きそうだった私。ちょっと不思議な感情でした。
最後の一日を終えむかえた4月1日。水曜日。父と母からの「行ってらっしゃい」に自然と笑顔になりました。
 お父さんとお母さんの子どもに産まれて良かった。そう強く感じた水曜日。
あなたは大事な人の何かの瞬間に立ち会えたこと ありますか??
これからの人生でたくさんの幸せな瞬間に出逢えますように。


筆名:あゆみ先生  年齢:32歳  都道府県:埼玉県

2015年8月12日水曜日

2015年8月12日(水)


言いたいけれど、言えない言葉を伝えたいあの人たちの代わりに、読んでください。

家族へ
妹の大学受験と私の就職活動がかぶって大変なのに、いつもマイナスなことばかり口にしてしまう私でごめんなさい。妹の方に専念して欲しいから、あまり迷惑かけないように心がけているのだけど、少しは気にかけて欲しくてつい口走ってしまいます。家族の前だからこそわがままで未熟な私だけど、やりたい仕事を見つけました。叶えられたら言うから、今はもう少し私を見守っていてください。

アルバイト先のお兄さんたちへ
このアルバイトを始めていなかったら私は就職活動をせず、先生になっていたと思います。去年の10月、いきなり飛びこんできた私を温かく迎え入れてくださって本当にありがとうございます。男兄弟のいない私にとってみなさんは、優しいお兄ちゃんであり、気さくな親戚のおじちゃんのようでもあり、頼れるお父さんです。そして、今はそんなみなさんが私の夢です。恥ずかしいから絶対に言わないけど、これまで色んなことを与えてもらった分、恩返ししたいんです。手は届かないかもしれないけど、後悔しないように頑張ります。

Nさんへ
いつの頃からか私の中にNさんがいました。何気ない一言や表情を全て私の頭の中のひきだしにしまっておきたい。絶対にこの思いは届かないと思っているけれど、少しでも多くの時間を共有したい。自分の仕事に誇りを持って働く姿を尊敬しています。あなたのことは追いかけられないけど、私は自分の夢を追いかけます。叶えられたら、一番先に言いたいな。何て言ってくれるか今から楽しみです。

末筆ながら、この手紙を読んでくださった方に、たくさんの感謝と今日が良い水曜日でありますように。


筆名:くろねこ  年齢:21  都道府県:神奈川


2015年8月5日水曜日

2015年8月5日(水)

2月に全日空に乗った時「翼の王国」という雑誌を手に取りました。
その中には『赤崎水曜日郵便局』の特集が載っていました。
読めば読むほど惹かれてしまいスチュワーデスさんに断りを入れて翼の王国を持って帰りました。
その後も気になり、何度も本をてにしました。。。

ある日、旦那くんと結婚して12年。
今までにない大ケンカをしてしまい、12年にもなるとお互い頑固になり謝ることもできず10日も過ぎてしまいました。
11日目の朝、仕事を休んだのか私服の旦那くんが”出かけよう”と誘われ、車に乗るとやはりお互い無言…。
でも高速に乗り熊本に入り、ナビ設定が津奈木町と見えた時”ドキドキドキドキ”
着いたのは津奈木美術館でした。
そこからやはり12年も夫婦していただけあり、すぐ普通に戻り…。
展望台へ登ったり、地元の方とたくさん話して仲良くなったり、地元のとびうおを食べたり、魚釣りのおじちゃんと海をながめて笑ったり…。
そして『赤崎水曜日郵便局』へ…
こんなステキな小学校があったなんて… 廃校だなんて…
裏の階段を降りて海がキレイで… 海の向こうの小島に灯台ポストが見え…
旦那くんといろんな話をしました。
笑ったし、涙も出ました。
その時間どんどんどんどん潮が引き”どうぞ~♪”と言われているかの様に灯台ポストまでの道が現れました。
灯台ポストまでの海の道には、カニや貝、たにし、魚もいました。
幸せの道でした。
津奈木町はその名の通り私と旦那くん、そして私達と地元の方、私と灯台ポスト全てをつないでくれるとってもステキで幸せな町でした。



筆名:かずは こと なおちゃん  年齢:37  都道府県:宮崎