2015年8月12日水曜日

2015年8月12日(水)


言いたいけれど、言えない言葉を伝えたいあの人たちの代わりに、読んでください。

家族へ
妹の大学受験と私の就職活動がかぶって大変なのに、いつもマイナスなことばかり口にしてしまう私でごめんなさい。妹の方に専念して欲しいから、あまり迷惑かけないように心がけているのだけど、少しは気にかけて欲しくてつい口走ってしまいます。家族の前だからこそわがままで未熟な私だけど、やりたい仕事を見つけました。叶えられたら言うから、今はもう少し私を見守っていてください。

アルバイト先のお兄さんたちへ
このアルバイトを始めていなかったら私は就職活動をせず、先生になっていたと思います。去年の10月、いきなり飛びこんできた私を温かく迎え入れてくださって本当にありがとうございます。男兄弟のいない私にとってみなさんは、優しいお兄ちゃんであり、気さくな親戚のおじちゃんのようでもあり、頼れるお父さんです。そして、今はそんなみなさんが私の夢です。恥ずかしいから絶対に言わないけど、これまで色んなことを与えてもらった分、恩返ししたいんです。手は届かないかもしれないけど、後悔しないように頑張ります。

Nさんへ
いつの頃からか私の中にNさんがいました。何気ない一言や表情を全て私の頭の中のひきだしにしまっておきたい。絶対にこの思いは届かないと思っているけれど、少しでも多くの時間を共有したい。自分の仕事に誇りを持って働く姿を尊敬しています。あなたのことは追いかけられないけど、私は自分の夢を追いかけます。叶えられたら、一番先に言いたいな。何て言ってくれるか今から楽しみです。

末筆ながら、この手紙を読んでくださった方に、たくさんの感謝と今日が良い水曜日でありますように。


筆名:くろねこ  年齢:21  都道府県:神奈川


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