今日はいそがしかった。
朝6時に眠い体を起こして、子どもたちに食パンを2枚焼いた。
バタートーストにハチミツをつけてとせがむ2歳の娘。
お姉ちゃんの分までほおばってしまい朝から姉妹ゲンカ。
しかし最後に譲る心優しい姉。そんなこんなで7時15分に長女を学校へ送り出す。
時は流れ流れて、5時30分帰宅。今日は家内がミーティングのため子守り当番。
子どもたちと夕飯をとり入浴。下の娘はお風呂が大嫌い。
「今日は髪洗わない!」と言い張ること3日間。いいかげん髪が犬臭い。
「ハイハイ」と適当にあしらい上の娘と協力して髪を洗う。
だまされて洗ったにもかかわらず、「今日はちゃんと髪洗えたよ。」と自慢する娘。まったく。
絵本を2冊×リピート2回。そして8時30分に寝かしつける。11時。
下の娘のパンツをこっそりおむつにチェンジ。心は上の娘と同じだが、現実は2歳児。
そして現在11時すぎ。家内が帰宅し、2人でだべっているところ。
机でこの手紙を書いているその15cm先に、上の娘が登校中に拾ってきた小梅が転がっている。
平凡だが豊かな時間の流れた夕方は「第2の生活」と言えると思う。
明日もバタートーストをせがむ娘たちが…しかし残り2枚。
自分も食べたいが仕方ない。我慢しよう。
筆名:辰口憲治 年齢:38 都道府県:長野