今日という何げないいちにち。
今年初めての水曜日に筆を取りました。
以前から、送ろう送ろうと思いつつ遠まわしになっていたこの手紙。
慌ただしい年末が師走を連れ去って、新しい一年が雪とともに明け、今こうしてやっとお茶を飲みながら心が一番和やかに在るとき今日という最高の水よう日にお便り書いています。
朝はいつもより遅く起きると、主人が作った朝食と、私が焼いたパンが準備されていました。
今日はコーヒーではなく、とても甘いキャラメルマキアートという紅茶と一緒にそれらを頂きました。
9時からスタートの娘の託児所も、ちょっぴり遅刻して送り届けました。
もうすぐ3歳を迎える娘は本当におしゃべりで、私に向かって、「ドーナッツ買ってきちょってよ。」と言い放ち私に背を向けてお友達の輪の中へと入ってゆきました。
少しずつ成長している姿にホッとしたり切なくなったり一喜一憂しながら車に乗りこみました。
家に帰るとすべての窓を開け放ち、何かをふっきるかのごとく掃除機を2階1階とくまなくかけて空気の入れ替えをした室内に陽が差し込み、とてもすがすがしい気持ちになりました。
遅めの高知新聞を読んで、ご近所のおばさんのコラムが載っていないか細かくチェックする。
年明早々に仕事の予約も入っておらず、本来ならものすごく焦るところだが、いや内心はどこか不安でいっぱいなんだろうけれどそんな風に考えても仕方ないから、今日はそういうの無しでい~んじゃないか、い~んじゃないか、自由だ自由なんだから、何をしてもいいし何もしなくていいんじゃないか?と自分を解放して、思考を手放した。
何ということもない水曜日だけれど、神さまがくれた実に幸せでぜいたくなひとときなんだと感じれると、このぜいたくをおすそわけしたくなってここに記しているところです。
さぁ夕飯は春の七草をおかゆにします。
心にほっとする水曜日でした。
筆名:えっちゃん 年齢:37 都道府県:高知