長かった梅雨も明け、暑さも夏本番となって参りました。
どのような水曜日をお過ごしでしょうか。
私は水曜日というと昔から何となしに憂鬱な気分がしてなりません。
水曜日は太陽の照り方さえも他の曜日と違っているようにさえ感じます。
私の父親は仕事柄水曜日が定休日でした。
そのせいで水曜日は家全体が休日のような雰囲気で、こんな中私1人が学校に出かけていかなくてはならないというのが苦痛でたまりませんでした。
家を離れて、1人暮らしをするようになってもその時の胸が息苦しいような感じがこびりついて離れず、大学の授業を休んでしまうのも自然と水曜日が多くなります。
さて、今この手紙を書いているのは、そんな憂鬱な水曜日の朝です。
ごろごろとベットでしていたい気持ちを抑え、ラジオをつけコーヒーを飲んで、重い腰をあげ、大学に来て来週あるテストのための勉強をしながらこの手紙を書いています。
鬱々とした気分で鬱々とした物事(私が何故川に飛び込まずに暮らしておられるのかということ)について考えています。
しかし、ここで1つ手紙を書きながら思い至ったことがあります。
1週間に水曜日くらい憂鬱でも構いやしないということです。
それは全く悪いことでもないし、この手紙を書くというのと同じぐらい、水曜日を他の曜日に比べて特別なものにすることなのかもしれません。
まとまりのない手紙になってしまって申し訳ありません。
この手紙に書かれた”鬱”という文字の多さに手紙を破り捨てたくなっていらっしゃるやもしれませんね。
あなたにとっても素敵な水曜日であることを願っております。
夏風邪や熱中症にお気をつけて、健やかにお過ごしください。
筆名:冬木 年齢:21 都道府県:愛媛
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