少し前の水曜日の話です。
25年間活動したバンドがこの日、解散しました。
あなたにも好きな音楽はありますか?どんな音楽でしょうか?
一番多感だったと思える10代から はじめはミーハーな気持ちも多かったですが
一度も心変わりすることなく音楽の旅をさせてくれたこのバンドを好きを超えて信じてきたのだな、と振り返っていました。
最後の日、ボーカルが これまで信じてきてくれてありがとう と言ったとき
私は間違ってなかったし、想いは届いていたのだなと泣けました。
あなたにもこんな風に信じてきた何かがありますか?
人にはそれぞれそういう想いがあるのかなぁと考えると気持ちが高まります。
音楽を聴くとより鮮明に色々なことを思い出します。
田舎のことしか知らなかった10代の自室。上京して初めて住んだ部屋で聴いてたとき見てたカーテン。
泣いたこと、笑ったこと。新しい仲間、昔をよく知ってる同級生。
何かがあったから聴いてたのではなく、ずっと聴いてたのだな、と思います。
新しい作品を知ることや演奏する姿を生で見ることはできなくなったけど、音楽は残るのでまた聴き続けてもっと思い出と結びつけていきたいです。今はとてもさみしいけど。
では、またどこかで。
読んでくださり、ありがとうございました。
筆名:尚子(なおこ) 年齢:38 都道府県:東京
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