おはよう。こんにちは。こんばんは。
あなたの水曜日はどの時間ですか? ちなみにこちらは、こんばんは。
今日は7月ですが、どうしても書きたいことがあるので2015年4月1日(水)にさかのぼりたいと思います。
この日は新年度初日。保育士をしている私にとっては一年のスタートで、とても大事な日です。でもね 今年の4月1日はもっともっと特別な日でした。前日の3月31日で両親が定年退職をむかえ この日から新たな人生がスタート。
私の父は市役所職員、母は、学校教諭でした。友達のお母さんは主婦ばかり。友達親子のような関係がうらやましかった。「お母さんあのね!!」と話したかった時期に一番近くにいたのは保育園の先生や学童の先生。いつしか母との間に微妙な距離ができていました。この距離が縮み始めたのは私が社会人6年目になってから。最初に勤めた保育園を退職すると決めた時です。
自分が仕事をするようになり 仕事を続ける大変さを知りました。同じ「先生」と呼ばれる立場になりわかるようになった感情も。私が今の職場に勤めてからは「行ってきます」と言う毎日。でも、3月3日にはどうしても言いたかった言葉が。
「行ってらっしゃい」
結局この日も家を出たのは私が先だしなんだか恥ずかしくて言えなかったけど...
通勤途中満開に咲いた早咲きの桜の写真とともに「行ってらっしゃい」をメールで送りました。同じ先生だからわかる母の気持ち。年度末の清々しい気持ちと実はそれを上回る寂しい気持ち。
この日を思うと何日も前から泣きそうだった私。ちょっと不思議な感情でした。
最後の一日を終えむかえた4月1日。水曜日。父と母からの「行ってらっしゃい」に自然と笑顔になりました。
お父さんとお母さんの子どもに産まれて良かった。そう強く感じた水曜日。
あなたは大事な人の何かの瞬間に立ち会えたこと ありますか??
これからの人生でたくさんの幸せな瞬間に出逢えますように。
筆名:あゆみ先生 年齢:32歳 都道府県:埼玉県
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