見知らぬ誰かへ
こんにちは。初めまして。
私は現在、オーストラリアのメルボルン在住です。
赤崎水曜日郵便局のことを知り、居ても立ってもいられず手紙を書くことを決めました。
この手紙は今誰かの手に届けられ、読まれるのですが、残念ながら私には届きません。
それでもどうしても手紙が送りたいと強く思ったからです。
私は小さい頃から、頭の中にいる見えない誰かに向かって話しかけていました。
成長してからは、そんなこと大人気ないとやめてしまいました。
でもこの手紙はその見えない誰かに向かって話すように書きたいと思います。
私がメルボルンに来たのは28歳の時です。
残業ばかりがまかり通った会社に疲れ、体調不良になったのを期に退職したんです。
そして自分のことを考えました。
当時は実家暮らしで、昭和初期かと思うような頭の堅い両親のお見合いを強要され、一人暮らしも20代後半なのに許してもらえず、悩みに悩んでいました。
最終的にはそんな実家から逃げたんですよね。
海外にしたのは高校生の頃からの夢だった海外で暮らす、を実現するためでもありました。
それ以来約5年が過ぎ、私は今では実家を飛び出して心底良かったと思っています。
実家に居たら自分で何も出来ない(家事もできなかったんです)ままで、両親の思い描く私の人生に沿って生きていたのではないかと思います。
今では料理は大好きですし、掃除、洗濯ももちろん自分でしなくてはいけません。
「自立」ということに海外に来て少し近づけたのではないかと思います。
あなたは水曜日にどんなことを思いましたか?どんなことを考えていますか?
私の思ったことを読んでいただき、本当にありがとうございました。
筆名:Y 年齢:32 国:オーストラリア
※手紙の交換先は日本国内となっております。
※手紙の交換先は日本国内となっております。
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