発見したことがあります。
八月の水曜日は全部月に関する事があるんですよ。
八月七日は新月。十四日は上弦の月。二十一日は満月。そして、二十八日は下弦の月。
今日は星がとても綺麗です。
今の時期は見れないですが、南十字星が見えることもあるんですよ。
最初に見た時、とても感動しました。
私は地元の大阪を離れ、東北生まれの夫と島で拾った猫とともに沖縄で暮らしています。
さて、水曜日です。
今日は早朝から猫に起こされ、少し寝不足気味なまま仕事へ行きました。
厨房で働く私は毎日料理を作っています。
終わって帰ると猫がお出迎え。シャワーを浴びて早々にウトウト…
これが今日。昨日も同じ。おそらく明日も。
このプロジェクトを知ってから水曜日をいつも意識していたのですが
あまりに何も無く、かと思えばよりによって水曜日に夫と嵐のように
喧嘩をしてしまい(笑)、何を書けばいいのかいつも悩んでいました。
でも、ふとカレンダーを見たら、見事に水曜日だけに月の満ち欠けが書かれているのを見て、気持ちがふっとほぐれたのです。
月みたいに静かに形を変えることは、いつもと同じような毎日でも少しずつ違うのだということ。
例えば、厨房でつまみ食いをし過ぎて、順調に私の体重が増えているのも、
毎日見ると分からないけど、気付けばあの丸々と太った月のようになるのです。
悲しいことですが、現実です。
――――――さてさて、本当に悲しくなってきたので(笑)そろそろ終わります。
今日は立秋でもありましたね。
秋の気配をまだ微塵も感じられない沖縄の南の端の小さな島からこの手紙を投函しました。
筆名:きのこ 年齢:30 都道府県:沖縄
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