エレファントカシマシの「悲しみの果て」を聴きながら夕方のスーパーへ。
半額のお造りのパックを目当てに、薄暗くなってきた道をゆく。
お目当ての晩ごはんの買い物が済み家路へ…
前を歩く仕事帰りのサラリーマン風のスーツ姿の30代前半くらいの男性。
片手にビニールの買い物袋を持ち、颯爽と歩く。
足取りを合わせ数十メートル後ろを歩くもどんどん離れてゆく。
なんだかとても楽しそうな歩みに微笑んでしまった。惚れてしまった。
一人暮らしなのか、奥さんや子供の待つ家へ帰るのか、とても幸せそうに見える。
後ろ姿が…
顔の見えない後ろ姿が…
すぐに向かいのマンションの方へ階段を勢いよく駆け上がってゆき消えた。
ほんの数分のこと。ほんの数分の道のり。
私の後ろ姿はどう映っているんだろ…?
今日生命保険の契約で何度も何度もH26.2.19を書いてきた。
死を考えるにつけ、いつかこの世を去ることを考えるにつけ、やはり…
やはり誰かと繋がりたいと、一生に一人でいい又誰かを愛しく思える事がこの先あるのか…
あってほしいなと思う。
私も凛々と歩こう、一人でも二人でも…。
あなたには繋がっている人がいますか?
颯爽と歩いていますか?
筆名:夏風 年齢:45 都道府県:大阪
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