親戚から届いていたお中元を開けた。
紙パックにストローをさして飲むコーヒーと紅茶が30本も入っていた。
私とお母さんはコーヒーが苦手なので紅茶を、弟とお父さんにたくさん入っているコーヒーを飲んでもらうことにしよう。
ストック用の小さな冷蔵庫にありったけのパックを詰める。
そして扉に「コーヒー冷えて〼」の貼り紙。これでよし。
父と弟は帰るなり、よろこんでコーヒーにありついた。
おいしそうに飲んでいるのを見て、思わず私も飲めないはずのコーヒーに手を伸ばした。
久しぶりに飲んだら、やっぱり苦かった。
苦みを好きになれなかった。
飲みかけだけど、冷蔵庫に戻して、明日の朝誰かに飲んでもらおう。
間接キス?いや、うちの男たちはそういうの気にしないだろうなあ。
筆名:アイラ 年齢:21 都道府県:新潟
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