2015年7月8日水曜日

2015年7月8日(水)

乱筆、乱文にて失礼致します。
お手紙を読んでいただきありがとうございます。初めまして。
私は東京の大学に通っている20才の平凡な男子学生です。
突然ですが、同じ大学に好きな人がいます。
今日も大学でその女性を見かけました。その女性は日テレの中島芽生アナウンサーに似ているとても綺麗な方です。
高校のとき、付き合っていた彼女と別れて以来、誰とも付き合っていません。
高校のときは、彼女の方から好意を寄せてくれていたので、まだ告白というものをしたことがありません。
何かしらのきっかけがあれば話しかけられるのですが、授業が被っているだけで、特に知り合いというわけではありませんでした。
今日5月13日までは…。
ここからが本題です。通学する上で、東京駅を利用しています。
今日も普段通りに中央線快速のホームのエスカレーターに乗りました。
すると、後ろで「ドンッ」という音と同時に「キャー」と女性の悲鳴が聞こえました。
振り向くと、80才ぐらいでしょうか。杖をついていたおじいさんが仰向けに倒れていました。
何が起こったのか一瞬考えてしまいましたが、すぐに周りの男性数人と救助をしました。
目立った怪我もなかったようですが、大事をとって病院へ搬送されました。
その後、電車に乗りました。乗り換えを3回するのですが、そのたびに、お年寄か怪我をされた方が前に立たれたので席を譲りました。
普段から譲っていますが、今日は特に譲る機会が多かった気がしました。
1時間後、大学に着き、講義が行われる教室へ行き、着席しました。
すると後ろから声をかけられました。その方は、先ほど挙げた好きな女性でした。
映画や小説のようですが、おじいさんを救助しているところを駅で見かけていたそうです。
そのおじいさんには失礼で申し訳ないのですが、そのことがきっかけで初めてその女性と話すことができました。平凡な大学生活に楽しみができました。
「情けは人の為ならず」とことわざにもあるように、誰にでも親切にしていると、自分に返ってくるのだなぁ…と思った水曜日でした。



筆名:さくぱり  年齢:20  都道府県:千葉

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