2014年4月16日水曜日

2014年4月16日(水)

朝、外に出ると、一瞬ではありますが春のにおいを感じました。
玄関脇に芙蓉の花が2つ咲いていました。
少しずつ少しずつ春に向かっているのですね。

ワクワク気分の春を迎える前に、私には「やななければならない事」がいくつかあり、ちょっと気が重いのです。
1番の気がかりは末娘の引っ越しです。
3月に大学を卒業し、そのまま東京で就職する様です。
今までのアパートは3月末までの契約なので、3月中に何としてでも新しい部屋を見つけなければならないわけです。
娘もそれなりに探してはいる様ですが、今まで自分で「契約」とか「手続き」とかの経験がないものですから遠くに住んでいる親としてはもどかしい限りなのです。
大学の卒業式には親も必ず出席しなければならないそうなので、卒業式に合わせて東京へ行きます。
その時、引っ越しの件もどうにか片付けられれば良いのですが。
引っ越しのゴタゴタがイヤなのではなりません。
東京で過ごすであろう1週間~10日の時間が、のんびり田舎で暮らしているおばちゃんには苦痛なのです。

昨年4月、退職した私は自由な時間を楽しもうと、東京の娘の所に1週間の予定で遊びに出かけました。
はじめは娘と出かけてルンルン気分だったのですが、5日目で限界でした。
土のにおい、草のにおい、木の芽の緑、花の色が欠乏してしまって息苦しくなって帰って来てしまいました。
娘にも主人にもわらわれてしまいました。
都会には都会なりの楽しい事がたくさんあるのだという事は理解できます。
でもダメでした。
東京から帰って来たら、こちらはまだ桜が開いていなくて…
何となくホッとしてうれしかったのを覚えています。

今回は、大事な用事があって行くのですからそれが済むまでは帰って来られないのですね。
…ああ、大丈夫かしら自分。



筆名:静  年齢:58  都道府県:宮城

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