2014年9月17日水曜日

2014年9月17日(水)

親戚から届いていたお中元を開けた。
紙パックにストローをさして飲むコーヒーと紅茶が30本も入っていた。
私とお母さんはコーヒーが苦手なので紅茶を、弟とお父さんにたくさん入っているコーヒーを飲んでもらうことにしよう。
ストック用の小さな冷蔵庫にありったけのパックを詰める。
そして扉に「コーヒー冷えて〼」の貼り紙。これでよし。

父と弟は帰るなり、よろこんでコーヒーにありついた。
おいしそうに飲んでいるのを見て、思わず私も飲めないはずのコーヒーに手を伸ばした。
久しぶりに飲んだら、やっぱり苦かった。
苦みを好きになれなかった。
飲みかけだけど、冷蔵庫に戻して、明日の朝誰かに飲んでもらおう。
間接キス?いや、うちの男たちはそういうの気にしないだろうなあ。



筆名:アイラ  年齢:21  都道府県:新潟

2014年9月10日水曜日

2014年9月10日(水)

自分の手紙をどこか遠くの誰かが読むというのはなんだか不思議な感じがします。
とても面白いプロジェクトと思い私も今日という1日しかない水曜日を書いてみようと思います。

今日は仕事が休みなので子供を学校へ送り出し、朝7時半から8時すぎまでジョギングに行きました。
帰ってシャワーの後、空腹のためネクタリンを丸ごと一個立ち食いして、水をごくごく飲む。
実家の母と長電話をして、これから昼ごはんのために買い物に行きます。
こちら時間 午前9時40分 日本時間 午後4時40分。

私の見ている窓の外には、南ドイツの山々が見えます。
あなたの今いる水曜日はどんな景色が見えていますか?

千葉の実家へこの手紙を送って、そこから熊本へ行ってあなたの元に届くというのは、何だか偶然というにはもったいないような素敵な出来事ですね。

あなたにとってもこの水曜日が良い日であるといいです。



筆名:ユキ  年齢:37  都道府県:ドイツ
※手紙の交換先は日本国内となっております。

2014年9月3日水曜日

2014年9月3日(水)

はじめまして。
ふと突然に誰か知らない人に手紙を書いてみたいなぁと思いつき、インターネットで「知らない誰か 手紙」で検索し、赤崎水曜日郵便局を見つけたのが今日、水曜日でした。
少しどきどきしています。
この水曜日は、いつもより早起きして、庭の草抜きをしていました。
なぜ平日の朝っぱらから草抜きをする余裕があるのかといいますと、僕は今、フリーターをしていまして、興味がある染織の仕事を京都で探していますので、日中時間があり余っているのもありますし、何か家の仕事をしなければ家族の視線が気になり、落ち着いていられないというのもあります。
そして、草抜きが終わり、汗をぬぐって部屋に戻り、一呼吸。
あまりにも暑いので扇風機をまわし、読書をしました。
今、読んでいるのは、石牟礼道子さんの「石牟礼道子対談集 魂の言葉を紡ぐ」という本です。
暑くてなかなか集中できませんでしたが、読んでいた章が、偶然染織家の志村ふくみさんとの対談で、とても面白かったです。
そして、本を閉じてちょいとパソコンを開いて電源を入れたその時に面接をしていた染織会社からお電話が入りました。
結果は違う方を採用したとのことでした。
ありゃあと少し落ち込みましたが、まぁ落ち込んでも仕方がないので違う会社へまたアタックします。
水曜日の出来事で思い出すのはこれくらいかなぁ。
ちょっと動きのある水曜日でしたが、こうして手紙にしてみますとなかなか幸せかもと思ったり…。
まぁなんせ現実は、職なしのフリーターですから、足もとはぐらぐらですが、毎日をそれなりに楽しめているかなと前向きに考えて終わります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
どんな方が読まれているのか、ちょっと想像しては、笑ってしまうのですが、知らないあなたが僕の水曜日を知ってくださると嬉しいです。笑
では、お元気で!!



筆名:とも  年齢:21  都道府県:滋賀

2014年8月27日水曜日

2014年8月27日(水)

水曜日の今日。
朝から間違い電話が同じ人から三回も掛かりました。
三回はさすがにお相手から「そちらはどこですか」と尋ねられました。
こちらは、長崎県の○○市ですよと答えながら少しお話ししませんかと言いたくなる程、その土地柄の言葉でとても耳ざわりの良いお声でした。
もう一度掛かったらそう言ってみようかしらとふと声だけのお友達もいいなと思いました。
私は淋しいんでしょうか。
夫の入院生活ももうすこし長引きそうです。
とうとう胃の全摘出が決まりました。
土・日と外泊しましたが本人の不安もわかってあげたいと思いますが、相変わらず私に悪態をつきました。
気を使ってヘトヘトです。
友人から何があってもバカみたいに笑えとアドバイスされましたが、これから先の事、自信がありません。
義父母、両親、両親、弟、夫と私は何を背負っているのでしょう。
風邪ひとつ引いてはおられません。
ごくごくせまい私の生活空間にあっては、残念ながら自分の事しか話題がありませんが、ちっともさびしくない静かな夜が少しでも長く続くといいなあー。
でもけっして悪妻ではありませんよ。
水曜日のお友達の中にわかって下さる方がいらっしゃるといいなあー

では、またの水曜日に何かいい事がありますように。



筆名:柳  年齢:66  都道府県:長崎

2014年8月20日水曜日

2014年8月20日(水)

ちょうど1年前の今日、私は名古屋から富山に向かう高速バスの中にいた。
心の中のモヤモヤと大きすぎる悲しみを払拭するためだ。
とはいえ、一人旅なんて人生で初めてのことだから、38度のカンカン照りの青空と同じくわくわくして晴れやかな気分だった。

結婚して1年、私たちの元へキラキラと輝きながら来てくれた小さな天使は、姿かたちをはっきりと見せないままわずか2ヶ月で空に帰ってしまった。
あたり前だと思っていたことが、あたり前じゃなくなることもある。
誰も悪くないって言われても自分を責めた。
あの子は今頃空の上でしあわせに暮らしているだろうか…
きっと4年前に天国にいった犬とじゃれ合ったり追いかけっこしたり、そして疲れたら眠り、元気にしているだろう。

あれから1年、いま私のお腹には5ヶ月になる小さな命がすくすくと育っている。
母親としての実感はまだあまり湧かないけど、私たちのところへ来てくれたことや空の上のあの子の分まで一生懸命に生きてくれていること、生まれてきたら伝えたいことがたくさんあるんだ。
しかしながら、世の中には不妊治療を何年も続けている方、私なんかよりもっと苦しい思いをしている方が多くいることを絶対に忘れてはいけないと思った。

「命」というものの大切さを日々実感するようになった。
台風が近づきジメジメした水曜日の午後でした。



筆名:パーシー  年齢:31  都道府県:愛知

2014年8月13日水曜日

2014年8月13日(水)

どこかのだれか様

今日は部屋の掃除をしました。
掃除の途中で机の中から高校時代に制服に付けていた校章を見つけました。
端っこの方が少しだけはげていて古びています。
でもこれは私が使っていた校章ではありません。
高校の卒業式の日に当時の好きな人からもらったものです。
私は中高一貫校に通っていて、中学生の頃から彼にずっと片想いをしてました。
中学3年生の時、私は彼に告白しましたが、彼には好きな女の子がいたため、ものの見事に玉砕!!
しかも彼が好きだった女の子は学年でも1、2位を争う美人!!
私の恋は叶いませんでした。(ちなみに彼の恋も叶わなかったそうです)
自分に自身がなかったこともあり、彼の恋人になる夢は早々に諦めましたが、それでも彼の事は高校を卒業するまでずっと好きなままでした。
今思えば人生で一番好きになった人だと思います。
彼を初めて見た時にビビッときたのを今でも覚えています。
少々漫画だったらうまくいくはずなのになぁ。笑
昔の事を思い出して懐かしいと同時に切ない気持になりました。
校章は捨てることにします。
そろそろチーズケーキが焼けそうなので筆を置きますね。
さようなら。



筆名:ゆき  年齢:24  都道府県:東京

2014年8月6日水曜日

2014年8月6日(水)

今日は私の父の誕生日です。
ちょうど水曜日だったので筆をとることにしました。
父は60歳になります。
今月で退職するそうです。
父は24年間新聞配達員でした。
嵐の日も雪の日もカブにまたがり朝2時に出勤する姿を、子どもの私は「とてもかっこいい!」と思っていました。
小学3年のとき、父の働く様子を詩に書いて学校へ持っていこうとしました。
父は少し嫌な顔をしました。
私は自分たちが貧しいということを知らなかったのです。
朝起きると仕事から帰ってきた父と一緒に朝食をとり、学校から帰って来ると寝るまで一緒。
家族旅行はキャンプに山登り。
私たち家族は本当にずっと一緒に時間を過ごしました。
私は両親から本当の”豊かさ”を学びました。
今では私たち兄妹はそれぞれ家族や仕事や夢を持ち、実家を遠く離れて住んでいます。
父が最後の出勤から帰ってきたときに母から手渡してもらおうと、兄弟で手紙とプレゼントを用意しました。
お父さん、おつかれさま。ありがとう。
照れながら喜ぶ父の姿が目に浮かびます。
次は、私の番。
どんな後ろ姿を子どもに残せるでしょうか。



筆名:mug  年齢:30  都道府県:兵庫